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  • ぷよぷよ

写経まらそん(曼陀羅尊)

2012年9月 2日 (日)

写経 お手本が有れば第2弾その弐

七面山 写経の三訓

1.線の上に書くべし

2.1字1字丁寧に素早く書くべし

3.続けて繰り返し書くべし

1字1字丁寧にとは あくまでお経を書写するのですから

1字1字が仏の教え 仏と思って大事に丁寧に書きます。

たとえ 書き間違えても 乱雑に扱ってはいけません。

速やかに直して書き続けて下さい

仏の教えでは間違えたら素直に速やかに改めれば良いと言っています

仏の教えを保ち続ける事が1番大事な事なのです

素早く書くべし

これは 「丁寧に」 に対して 相反する様に感じるかも知れません

七面山の写経は 漢文では無く 訓読の為ひらがなが混じります

            文字をなぞって書くのでは無く

            お手本を読みながら 自分の字で書いていきます

            個性を無くしません

そして ひらがなは 女性文字と言われた様に優しさが有り

             連綿と言う文字の繋がりが有り

             リズム・流れが必要と成ります

             形に囚われずに書き続けると

             自然に連綿が出てきます

漢字は意味を表わし感情をも現わす事が出来ますが

ひらがなは 漢字を補助し すこし控え目に(8割程度)に小さく書くと

    文字がつながり 中心線が現れてくれます

現在行われている 写経は 字の書けない人でも挑戦の出来る伝統のある

素晴らしいものです

日本の書く文化は 戦後 当用漢字が定められ ひらがな混じり文字に成り

義務教育が進み 文盲と言われる人が殆どいなくなりました

そこで 七面山 では 現代に合わせた 日本語の為の写経を始めました

どうぞ 試してみてください

きっと 自分の字が美しく成り 書く事が楽しくなるはずです

Photo
文字彫刻 

現在の工房での仕上がり具合です

 

 

2011年9月18日 (日)

写経 お手本が有れば

写経には興味が有るのだが と言う人が多い

機会がない 時間が無い 手本が無い

と言う人に お手本を 提供しましょう

写経は 書き写す事に意義があり

      書き続ける事に価値がある

Dsc_0009
このお手本は日蓮宗の経品から神通道場の写経まらそん専用に書き上げたものです

このお手本を使えば 読みながら書けます

たとえば

Dsc_0010

鉛筆とノートがあれば(写真は手帳)

数年前に書いた私の字です

待ち時間が有る時書いて居ました 

あっと言う間に時間が過ぎて 遅れた相手に腹が立ちませんでした

ただ 三訓が有ります

1 線の上に書くべし

1. 一字一句丁寧に書くべし

1. 書き続けるべし

これだけです

50回から100回書くと

まず 線が無くても まっすぐに書ける様に成ります

漢字25に対してひらがなを20ぐらいの比率で書くと自然に線が見えてきます

一書と百書を比べて見てください

確実に上達しています(自分で分かります)

何故なら これが日本語の書き方の基本だからです

ただ これは続ける事の難しさが有ります

そこで 神通道場は 実行される皆さんを 色々な形で支援していこうと考えています

書く為の下敷きや文鎮・滲みにくい紙(西嶋和紙)・一行書き続けるける事のできる筆(江戸筆)など 長く続ける為の支援物資を用意しています

書いてみよう と思ったら

下の(続き)をクリックしてください

お手本が出てきます

このお経は妙法華経・如来寿量品第十六(自我偈)の訓読です

漢字とひらがなの比率を変え ふりがなをふって有ります

七面山の印は書きながらの目の位置の固定に役立ちます

プリントアウトして是非お使い下さい

続ければ

漢文 約500文字   漢字が上手に成ります

訓読 1027文字   日本語を書くのが上手に成ります

続きを読む "写経 お手本が有れば" »

2011年7月26日 (火)

綴り表紙を新作

写経まらそん 1500書到達以来 筒の中に収納していたが

新しい 写経用 綴り表紙が 出来上がり収納した

02

上下に出ている紙は裏表紙に固定した紙でこれをして置かないと

写経紙が長い為バラけてしまう 固定ひもとでも言うのだろうか

01

今回から七面山 北麓 お題目が 神通坊住職 服部智行上人 の書に成りました

久しぶりに作ったせいか 出来がいまいち

自分のだから いいか?

2011年6月24日 (金)

写経綴り

1500書達成で 新しい写経綴りを手作りした

しばらく作っていなかったので 出来は良くない

01

表装は壁紙 文字は七面山北麓 神通道場 お題目

神通坊 服部智行上人のお力を頂いている

02

先日 満貫萬書を目指している写経まらそんにエントリーしてくれた若者

S君とNちゃんから合計17書を書いた

とても面白いとの評価

私は嬉しくて

03

04

お揃いの写経綴りを作り

書き上げた書は立派な経書であり大切にしてください

書く事の楽しさを感じてくれた事はありがたいが

続ける事の大切さ まらそんを説いて

プレゼントして来た

   

2011年3月31日 (木)

お題目②

02003

このお題目を分解した事により

02001

また

02002

2011年3月30日 (水)

お題目

私が写経を初めて 写経の最後に南無妙法蓮華経と 勝手に書いていました

機会があり 現在日蓮新聞社で出版している 写経セット(写経の手引き内蔵)の著者   小池英淳上人とお話をする機会を得ました

 (小池上人は富士宮小泉 代立寺のお上人で この間の地震 7割の墓石が倒れたそうで       大変だった様です  御見舞申し上げます)

その時の教えが

 お題目を書くならば日蓮さまの文字で 滅度された時 枕元に引き寄せ飾られた1番良いとされた文字を真似られたら いかがですか

早速 池上本門寺に赴き実物を見る事が出来ました

01

2m以上の大物 感動しました

日蓮新聞社の店に行き 写真は無いかと聞くと

大日蓮展の時の本があり購入しました

これを 真似するために

1101

と加工し 現在 下敷きに印刷し 真似て書いています

この時 墨の濃淡が表れて 書き順が見えてきました

研究されてきた人達と異なるかも知れませんが

書き順書も創る事が出来ました

論争したいと思います

また こんな事を考えてしまいました

2011年2月25日 (金)

墨を磨る

まず私の硯箱を紹介しようPhoto

この硯で写経直前に必要なだけ墨を磨る

使っている墨は鈴鹿墨でにぎり墨と言うものです

筆屋さんから指導を受け従ったものです自我偈訓読1000書書いて2本使い切っていません。最後の方はプラスチック製の画鋲を頭に付けてまだ使えます。102万7千文字以上書けている事になりますか?

1書書く前スポイトで500円玉程度の水玉位しか磨りません

それもストップウォッチで2分から3分しか磨りません。それは墨の濃さの調節の為です。

濃すぎるとかな文字がかすれて書きにくくなり薄いと滲みやすくなるのです

12㎜間隔の線の上に書いているのでかすれやにじみが気になります

03

この程度の墨の量です

墨を磨るところから写経は始まっていると言えます

墨は書く姿勢を取り肘を使ってのの字を書く様に磨ります

2分を超えると墨の香りがしてきます。心の静まりを感じてきます

眠くなってはまずいです。

この磨り方による墨の濃さを感じれる様になると墨絵の世界へ入る事も出来ます

書き終わると

04_2

ティシュで吸い取り筆を洗った水で軽く洗います

するといつも書くときは綺麗でいる事が出来ます

この時の水は七面山の水を使っています 1か月に1回水を組み替えるのですが日に当たっていても腐りません。以前町の井戸水があったのでそれを使っていた時は緑の藻が生えてきました

硯箱の上の方にあるのは七面山の印と自分の印・そしてチ茶色いのは雀の羽と頭の色を付ける為の顔彩です

左手のスポイトの左は水彩用の絵筆です

ではまた

2010年12月 8日 (水)

写経の日

写経の日

Imga0704

1名新会員が参加した

一書目筆には自信が無いと ボールペンで挑戦

御褒美用の七面山の印を造っていたら 木目の柄が拝んでいるように見えたので

彫って見たらこの様になった

Photo

本堂に奉納しておいた

自分でびっくりしている

2010年11月 4日 (木)

神通道場の写経とは

通常書かれている写経は中国から伝来したお経の為漢文です

漢文は本来中国の文章で文字の中心を合わせ大きさを揃えます

日本語は文節に意味を含める為文字の大きさにこだわりません

線の上に中心を合わせるだけで大きな自由を得ています

そこで神通道場の写経はお経を訓読で示した手本を使用します132522527

たた書き続ける事 だけで上達します

間違ってもその場で直し続けます

1日3行でも何日かかって一書 書いても構いません

間違わずに一書 書き上げる事ができたら 朱印を自分へのご褒美として捺します

また 書き進んで来るとお経と日付の間が空いてきます

小さな文字を書き続けると繊細な筆使いができるようになります

私の場合 雀を描いていますが衆生を意味しています

御絵描きのコーナーでお話します

筆で小さな文字を書くと手が震えたり 滲んでしまったり のの字が書けなかったりする事が有ります

これは紙や筆の良し悪しで字が変わります

そこで当道場では隣町の西山和紙で滲みの少ない和紙を専用に梳いて貰っています

筆は江戸筆 [亀井工房)一行一気に書く事が出来ます

文鎮・下敷き・手本・紙管・綴り表紙・手本立てなど手造りで用意しています

2010年10月29日 (金)

写経まらそん(曼陀羅尊)

当道場の写経は如来寿量品第十六 自我偈の訓読です

通常漢文の書写が行われていますが日本語は漢字かな混じり文字です

我ら衆生は理解し易く現代の文字と考え訓読で行います

書写の三訓として

一、線の上に書くべし

一、一字一句を大切に書くべし

一、書き続けるべし

0050

行書で読みながら書ける様にふりがなを振ったお手本が用意されています

書き上げた日にちを書いて綴って置きます

30118130

私の場合四年前から始めました

半紙二枚をのりで繋いであります

132522527

間違わずに書いた時は自分にご褒美妙法に七面山の印を捺しています

また書きなれて来ると余白が空いて来るので衆生を表わす雀を書いています

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線の上に書く為の下敷きを用意してあります

また書の天地を表わす様に間取りしてあります

たった四年の上達が期待できます

現在毎月七日神通坊で神通道場を開いています