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ココログ道場は多くの人が自宅で参加できる写経道場です
通常写経と言えば 般若心経 と思われがちですが
お寺によって異なります。
我が道場は法華経の如来寿量品 第十六の中の一部
自我偈と言うお経です。
それも お坊さん達が読む 漢文のお経では無く 意味がわかるようにと
訳されたお経 訓読です。
沢山の方に参加して戴きたく座布団用意しました。
コーヒーではと言う人の為にお茶も用意しました。
隣の部屋の囲炉裏でお湯が沸いています。いつでも飲めます
さて我が道場の写経 お手本を見てお解かりの通り振り仮名が振って有ります
通常の写経はなぞり写経から始まり 文字を真似て書きます。
当道場の場合は 読みながら自分の文字で書きます。
これは字は上手に成ると思いますが個性を失わない様にしたいのです。
釈迦の教えは 聞きとったお弟子さん達に依ってサンスクリット語で書かれ
中国のクマラージュと言うお坊さんが漢訳された物と聞きます
ただ書くだけでなく 読んで書く必要を感じています
しかし 目標が見えにくいかも知れません
そこで お坊さんはお経を訓読では書かないのですが
無理を行って我がお上人 服部智行上人に書いて貰いました
現在写経の資料日蓮宗では 身延山久遠寺と日蓮宗新聞社編が身近です
訓読のものは見当たりませんでした。
我がお上人は身延大学の先生で身延のお山のお坊さん達に聞くと
現代 書の達人と言われています
私はお父さんである先代上人の字も枯れて優しい字が好きでした
受け継いでるんですね
なぞり写経をしても良いですよ
もしメールを下されば tokai-s@nifty.com
灰色に薄くしたものも御用意してあります
ココログ写経教室も隣にいろりの間も出来ました
今日は筆(筆記用具)の持ち方をお話しましよう
まず 筆を握ります
通常では 体の正面で書きますが これでは自分の手で書く字が見えません
また 手首も曲がってしまいますので書いた字が曲がってしまいます
そこで 書く場所は自分の肩の前 肱の前方です
すると自分の書く字も良く見え 肱を後ろに抜くとまっすぐに書けます
そして筆は 15°横に15°手前に倒します
すると自分の書く字が良く見えます
握り方は ピンポン球を軽く手の中で握った位が一番良いです
ピンポン玉が無ければ小さめの卵を握って書く練習すると良いです
この写真は目線を意識しながら自分の手を撮った物なのでアングルが
ちょっと変
日本語は漢字かなまじり文字なので線の上に書きます
神通道場では 線の引いた下敷きを用意してあります
線の上に書いていると 自然に離れて見ると整って見えます
この書き方は西洋文化と異なり 未来に向かって文字を書きます
地球の自転に合わせて 右から左へ何処までも書き続ける事が出来ます
のこぎりやカンナの様に( 西洋では押し切り 日本人は引いて切ります)
全くさかさまの文化を持っています
では 今日はここまで
ココログで道場が出来た事をきっかけに
写経道場を開設する事にしました。
現代の日本語を美しく書きたいと思われる方 誰でも お試しください。
まず 筆記用具(鉛筆・ボールペン・筆 なんでも可)と紙(コピー用紙・書ける紙)
をご用意ください。
現代の日本語は第2次世界大戦(太平洋戦争)後 変わりました。
戦後教育では日本人に日本語の書き方を 教えてくれていません。
戦前は文語・口語と分かれており 話す言葉と書く言葉が違っていたのです。
現代の日本語は欧米並みに統一されました。
それが 漢字かな混じり文字です。
極意 1 線の上に書くべし
普段 横書きで書く機会が多く成っていますが これは印刷文字で 下線に揃えても
うまく書けません。それは日本語が漢字文化の発展したもので 本来縦書きだからです。
それ故に現代日本語の基本を知る必要が有ります。
便せんやノート(横向きにし) 線と線の間に書くのでは無く
線の上に書いて見てください。
白紙の場合は 縦線を引いた上にお書き下さい。
漢字の大きさに対してひらがなを6-70%に小さく書く様に心がけてください。
そして離れて見るとちょっと綺麗に整います。
お手本は
これです。
まずは書いて見てください。
この手本は A4にプリントアウトしてください。
ふりがなが振ってあるのは なぞり写経の様に 形を覚えるのでは無く
読みながら書く・話す言葉を書く からです。
この文字はパソコン文字の1番美しい文字で作って在ります。
では又 続きます。
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